きょう26日(月)は、日本海側で雪や雨の降る所が多いでしょう。一方、関東から九州にかけての太平洋側は、広い範囲で晴れて、空気が乾燥する見込みです。乾燥による火災を防ぐ注意点や部屋を加湿する際のポイントについてまとめました。
関東から九州にかけて 太平洋側は空気が乾燥
きょう26日(月)も、日本付近は冬型の気圧配置が続く見込みです。
日本海側は雪や雨の降る所が多いですが、関東から九州の太平洋側では、晴れて空気が乾燥するでしょう。
きょう26日(月)午前10時までの最小湿度をみますと、神奈川県小田原市で27%、山梨県大月市で28%、千葉県鴨川市で30%、東京都心で34%などとなっています。このあと気温が上がってさらに湿度が低くなり、最小湿度が10~20%くらいになる所もありそうです。
火事を防ぐには
空気が乾燥すると、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐ主なポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
加湿する際のポイント
空気が乾燥すると、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの飛沫感染のリスクが高まるおそれがあります。感染予防のために、部屋を換気しながら、適度に湿度を保つことが大切です。
換気をする場合は、空気の流れを作るのに、2つの方向の窓を開けるのが効果的です。また、開けている窓の近くに暖房器具を置くと、室内の温度が急に下がるのを防げます。部屋がいくつもある場合は、人がいない部屋の窓を開けて、廊下などを経由して、少し温まった新鮮な空気を部屋に取り込むのも良いでしょう。台所や洗面所の換気扇を常に運転するのも、方法の一つです。
加湿する際の主なポイントは次の通りです。
① 加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。
② 室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。
③ 鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。
上手に加湿して、体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
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きょう26日 太平洋側は空気カラカラ 加湿する際のポイントは - Au Webポータル
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