食肉大手の日本ハムが家畜の細胞を培養して作る培養肉の開発コストを大幅に削減する技術を公開しました。
日本ハムはこれまでニワトリなどの細胞を培養するための培養液に動物の血液成分を使ってきましたが、それを一般的に流通する食品由来のものに置き換えることに成功しました。培養液のコストがおよそ20分の1に抑えられるということです。
日本ハム中央研究所・長谷川隆則さん:「培養液や方法をさらにブラッシュアップして、たくさん細胞を採れるようにすることが重要」
培養肉は家畜を育てるより環境に優しいとされ、世界の人口増加に伴って食肉需要が増えるなか、2030年には食肉全体の10%を占めると予想されています。
販売は現在、シンガポール以外では認められていませんが、各社の開発競争が激化しています。
日本ハム 培養肉の開発コストを大幅削減[2022/12/28 06:25] - テレビ朝日
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