松阪肉などを販売する精肉店「朝日屋」本店(津市北丸之内)前では30日、大みそかや正月用に肉を買い求める人たちの長い列ができた。
地元では年末年始にすき焼きなどを楽しむ家庭が多く、同店の行列は年の瀬の風物詩となっている。朝日屋はこの日、通常の3倍にあたる約4500キロの肉を用意した。先月行われた松阪肉牛共進会でグランプリに輝き、同店が2600万円で落札した松阪牛のロース肉も、100グラム5000円で店頭に並び、買い物客が次々と購入していた。
感染症対策のため、店内は約30人ずつの入場に制限された。30日は午前8時半から開店し、開店前には150人以上が列を作った。午前2時から並んだ人もいたという。
埼玉県入間市の会社員、町田拓海さん(25)は、すき焼き用の牛肉を購入した。津市内の祖母宅で毎年、大みそかに親族とすき焼きを食べるのが恒例だといい、「みんなで一緒に食べて、一年を締めくくってきた。楽しみの一つになっている」と話した。【原諒馬】
松阪肉に、今年もなが~い列 年末年始のすき焼き「楽しみの一つ」 - 毎日新聞
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