絶品必食編
日本の冬、新年のごちそうといえばすき焼きだ。
すき焼きは関東と関西で作り方が違う。関西では砂糖と醤油で肉を焼いてから野菜を加える。肉や調味料の焼ける香りが香ばしいが、砂糖や醤油を目分量で肉に振る。味つけに慣れと経験が必要だ。
一方、関東では最初から割り下で肉を煮る。割り下で味は安定するが、「焼く」という工程がないので、焼き目を伴う香ばしさ(メイラード反応)が薄く、物足りない味わいになりやすい。
あちらを立てればこちらが立たず……とも思えるが、実は家庭であれば、条件は調えやすい。重要なのは、(1)割り下(2)鉄鍋(3)火加減だからだ。
まずは(1)の割り下。市販品は甘さの幅が広いので好みに合わせて作るのがいい。
濃口醤油、日本酒、昆布出汁を同容量で合わせて、きび砂糖を加えて混ぜておく。砂糖の量は液体の合計量の10%(かさ)が辛口の目安。中辛なら15%、甘口にしたいなら20%以上となる。
【肉道場入門!】家庭用のすき焼きをグレードアップさせる方法 重要なのは割り下・鉄鍋・火加減、牛肉はぜひ黒毛 ... - ZAKZAK
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