川北浩貴(52=滋賀)が、住之江4度目の優勝を飾った。1枠の古場輝義(63=大阪)が優勝すれば、当地最年長記録更新となったが、それを許さなかった。

服部幸男(53=静岡)が2コースから攻めて、イン古場が止める。その差し場を逃さない。川北はカドから差しハンドルを入れるとバックで悠々ととらえた。猛追する古場を難なく振り切り勝負あり。3連単万舟券をたたき出して「優勝戦の仕上がりは良かった。どの足も良かった。(古場の記録更新を阻み)空気読まずに何か申し訳ない」とジョークを飛ばした。

2着は古場が確保して、3着には富永修一(42=福岡)が入った。