［目次］
車用の空気清浄機があれば、季節の変わり目に気になる花粉やホコリ、車内の悪臭を効果的に抑えることが期待できます。高性能なHEPAフィルターを使ったタイプや、フィルター交換不要のイオン発生機などがあり、使い方に合ったものを選べます。
このページでは、車載用空気清浄機の選び方を説明。さらにAmazonで購入できる製品を、人気のパナソニックやシャープ、エアドッグなどを中心に紹介します。
スタイリッシュなデザインでカップホルダーにもぴったり収まるコンパクトな製品や、エコなソーラー充電機能を備えた製品などもあるので、ぜひ購入の参考にしてください。
車載用空気清浄機の選び方
車内の除菌や臭い対策なら、
「イオン／オゾン発生機」がおすすめ
車内の除菌や臭い対策のために購入を検討しているなら、イオン発生機を。もしくは、オゾン発生器もおすすめです。ナノイーやプラズマクラスターなどのイオンの力や、オゾンの力で空気中の原因菌や物質を分解し空気を浄化に導きます。
なお、タバコやペットの臭い対策に適している一方、フィルターがないため、花粉やPM2.5などをキャッチすることは基本的にできません。
花粉・黄砂・PM2.5対策なら、
「フィルター内蔵型」を
フィルターを使うタイプは、家庭用の空気清浄機と同じ仕組みです。フィルターが内蔵されているので、空気中のホコリはもちろん、花粉・黄砂・PM2.5（大気中に浮遊している直径2.5マイクロメートル以下の極めて小さな粒子：目安は髪の毛の太さの1/30程度）などをキャッチして、車内の空気を浄化に導きます。
このタイプはフィルターの性能が重要となります。そのため、性能にこだわるのであれば、HEPAフィルターなど高性能フィルターを使用している製品を選ぶのがおすすめとなります。
電源方式は3タイプ
車載用の空気清浄機の電源は3タイプあります。
- USB
- シガーソケット（アクセサリーソケット・12V電源）
- ソーラー
車内にUSBポートがあるか、シガーソケットにUSB変換器を装着しているのであれば、USBタイプが使いやすいでしょう。USBタイプは、車以外に自宅やオフィスで使いやすいメリットもあります。
USBポートが車内にない場合は、シガーソケットから給電できるタイプを利用します。また、本体にソーラーパネルがついているタイプであれば、エンジンを切っているときでも利用できます。
車載用空気清浄機おすすめ11選
▼イオン／オゾン発生機
パナソニック ナノイー発生機 F-GMU01-K
USBで電源が取れるコンパクトなナノイー発生機です。一般的なカップホルダーに置けるサイズになっており、長く使用しても部品の交換などが原則必要ありません。
ナノイーは花粉などのアレル物質や、空気中の菌・ウイルス、カビ、PM2.5などに効果を発揮し、車内の空気を清浄にし、臭いも抑えます。
- 電源方式：USB
ケンウッド 低濃度オゾン発生器 CAX-DM01
USBポートに挿すだけで使える、超コンパクトなイオン／オゾン発生機です。イオンとオゾンを同時に発生して、臭いの元になる雑菌やウイルスに反応し、除菌・消臭に働きかけます。
本体は小さいですが、イオンとオゾンを発生する電極をリング状に配置することで効率よくイオンとオゾンを生成できます。ファンレスなので静かに使え、フィルターレスでお手入れも簡単でしょう。
- 電源方式：USB
ケンウッド 低濃度オゾン発生器 CAX-DS01
ダッシュボードに設置するタイプの低濃度オゾン発生器です。USB端子、もしくはシガーソケットから電源を取れます。さらにソーラーパネル発電によって、駐車中などエンジンOFF時も稼働できます。
シガーソケットは12Vだけでなく24Vにも対応しているので、トラックベースのキャンピングカーなどの大型車でも利用可能。ファンレスなので動作音も小さく、フィルターを使わないのでお手入れも簡単です。
- 電源方式：ソーラー／USB（シガーソケット変換プラグ付属）
コムテック 低濃度オゾン発生器 JD1000
ドリンクホルダーに収まる低濃度オゾン発生器です。ファンを持たない設計なので、アイドリングストップ時なども動作音が気にならないでしょう。バッテリーユニットが付属し、駐車中もバッテリーからの給電で稼働できます。
「常時稼働モード」と「駐車中のみ稼働モード」があり、軽自動車やコンパクトカーなら駐車中のみの稼働で十分とのこと。反対にミニバンなどの大きな車は、走行中と駐車中フル稼働させることで、隅々まで効果を行きわたらせることができるでしょう。
- 電源方式：シガーソケット／USB
▼フィルター内蔵型イオン発生機
シャープ プラズマクラスターイオン発生機 IG-NX15
イオンで空気を浄化するシャープの独自技術、「プラズマクラスターNEXT」を搭載したイオン発生機です。花粉をキャッチするためのフィルターが内蔵されています。USB電源方式なので、家やオフィスでも使えます。
- 電源方式：USB（シガーソケット変換プラグ付属）
デンソー 車載用プラズマクラスターイオン発生機 PCDNT
プラズマクラスターイオンの発生機で、花粉などをキャッチするためのフィルターが内蔵されているタイプです。花粉症の人にもおすすめとなります。
イオン濃度3倍のターボモードを使うと、通常の2倍のスピードで消臭が可能とのこと。本体カラーが3色あるので、好みやインテリアとのコーディネートに合わせて選べます。
- 電源方式：USB（シガーソケット変換プラグ付属）
▼フィルター内蔵型
カーメイト Dr.DEO DD300
リーズナブルで導入しやすい車用空気清浄機です。花粉を87%除去キャッチするフィルターを搭載し、さらに、除菌消臭に効果があるとされる「安定化二酸化塩素」を発生、車内の菌・ウイルスを除去します。
通常モードのほかに、急いで空気を清浄にしたいとき用のターボモードが備わっています。カップホルダーに設置可能なUSB充電式で、除菌消臭カートリッジは約45日効果が持続します。
- 電源方式：USB
PHILIPS GoPure Style 5000シリーズ GP561X1
高性能なHEPAフィルターを搭載した車用空気清浄機です。花粉やPM2.5はもちろん、空気中のウイルスやバクテリアなど超微細な物質もキャッチ、除去率は実に99%とされています。
それだけでなく、フィルターでろ過された空気に、除菌効果の高いUV-C（紫外線）を当てて除菌。さらに、本体には活性炭ビーズが備わっており、停車中も24時間空気中の臭いのもとを吸い取ります。
- 電源方式：USB
cado LEAF Portable
500mlのペットボトルと同じくらいのサイズの、スタイリッシュな空気清浄機です。花粉やPM2.5もキャッチできる高性能なフィルターを搭載し、窓を閉め切った車内の空気もクリーンな状態に導きます。
本体にはLEDライトがついており、テーブルランプとしても利用可能。車内では間接照明としても使えそうです。カラーはゴールド、シルバー、モルタルブラックの3色あり、インテリアに合わせて選べます。
- 電源方式：シガーソケット／USB
Airdog mini portable
ウイルスより小さな物質をキャッチできる「TPAフィルター」を搭載した空気清浄機です。TPAフィルターは米国で特許を取得しており、目詰まりによる性能劣化がほとんどないことも特徴です。
付属のアタッチメントで、車のカップホルダーやシートのヘッドレストの後ろ側にも装着できます。高価な製品ですが、7人乗りのミニバンでも12分ほどで車内の空気を清浄できるほどの性能とのこと。
- 電源方式：USBによる充電式
ブルーエア Cabin P2i 500553
スウェーデンの空気清浄機専門メーカー、「ブルーエア」の車載用空気清浄機です。超高性能で知られるブルーエア製品らしく、社内特有の有害物質やアレル物質など（0.1～1マイクロメートルまでの微粒子）を99.97%除去するという結果が第三者試験によって報告されています。そして、わずか5分で車内の空気を清浄するということ。※部屋全体への除去性能とは異なると説明しています。
取り付けは、シートの後ろに行うタイプ。センサーが空気の汚れを感知するので、特別な操作は必要ありません。また、スマホアプリと連動して、車内のPM2.5の状態をチェックすることもできます。
- 電源方式：シガーソケット
まとめ
車にひとつ空気清浄機があれば、花粉やPM2.5、車内の悪臭などを効果的に抑えて、車内で過ごす時間をより快適なものにしてくれるでしょう。カップホルダーやダッシュボード、シートバックなどに取りつけるだけなので、導入も難しくありません。
ここで紹介した製品は、口コミでの評判のよいものばかりです。ぜひ、気になった商品を購入して、今まで以上に快適なカーライフを楽しんでください。
車載用空気清浄機のおすすめ11選。パナソニックやシャープ ... - Esquire（エスクァイア 日本版）
Read More
No comments:
Post a Comment