TOKYO MX（地上波9ch）朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」（毎週月～金曜7:00～）。「フラトピ！」のコーナーでは、インパクト抜群の“フォトジェニック鍋”を紹介しました。
◆積み上げられた肉は29cm、圧巻のフォルム！
今回は、食べて美味しいだけでなく、フォトジェニックな鍋を特集。まず紹介したのは、注文者が「ビビる！」、「映える！」と湧き上がること必至の「肉タワー鍋」。
その高さは29cmと、インパクト抜群。SNSなどで話題となっていた「元祖肉鍋～辛味噌仕立て～」（3,800円（2人前））を提供していたのは、池袋の九州料理店「九州黒太鼓 池袋店」。
聳え立つ豚肩ロースの中には丸ごと1個分のキャベツが入っており、豚肉とキャベツを崩して、辛味噌ベースの出汁で煮込めばボリューム満点の肉鍋の完成です。
◆鍋にたっぷりのホイップクリーム!?
続いては、千葉県・市川市に昨年5月にオープンした映える韓国鍋が話題の「アンニョン」。
パステルカラーを基調とした映える店内で楽しめるのは、韓国の家庭料理「プデチゲ」にホイップクリームをのせた同店オリジナルの「ロゼプデチゲ」（3,800円（3～4人前））。
これは肉、野菜、スパム、トッポギ、インスタント麺などを乗せた辛い韓国鍋「プデチゲ」にホイップクリーム、さらにはフライドチキンや韓国風卵焼き、チーズなどをトッピングした新しい鍋。既存のプデチゲは真っ赤ですが、これはホイップクリームを加えることで、仕上がりはピンクに近いロゼ色に。
店長の黒田さんによると、韓国では数年前から若者を中心に唐辛子やコチュジャンにクリームを合わせた“ロゼ料理”が流行していて、ふわふわのホイップ状にしたクリームを使っているのが、映えポイントとなっています。
使用しているホイップクリームは砂糖が入っていないため、辛さがまろやかになるのも特徴のひとつ。お客さんに感想を聞いてみると、「めちゃくちゃうまい」、「クリームで（辛さが）ちょっとまろやかになるので、食べやすい」と反応は上々で、黒田さんは「若い世代の方に食べてもらいたい。韓国の文化や風習などに少しでも触れてもらえたら」とおすすめしていました。
◆映えと美味しさが両立した儚くも溶けゆくクマ
そして、若いお客さんが「揺らすとプルプルしてかわいい！」、「Instagramで知って来てみたいと思っていた」と語っていたのは、渋谷区にある「北海道めんこい鍋 くまちゃん温泉 宮益坂店」で販売しているとある鍋。
目の前にその鍋が運ばれてくると、その見た目に田中は「え～っ！」と思わず驚きの声を上げます。というのも、鍋の中にはぬいぐるみのようなクマが。こちらの鍋はクマが温泉に入っているというコンセプトをそのまま再現。「かわいすぎる……このプルプル感が愛おしい」と目が釘付けの田中。
このクマは加熱すると徐々に溶けていき、その姿はまるで温泉に浸かっているよう。
これはコラーゲンと寒天で出汁を固めたもので、独自の製法でクマの形に仕上げています。鰹だしや豆乳、コチュジャンなどクマの色によってスープの味はさまざま。
クマが肩まで浸かったら準備OK。注文した肉や野菜を入れて、彩り豊かな映える鍋にすることもできます。
ちなみに、撮影がより楽しめるようクマの被り物などのレンタルも可能です。
これら工夫を凝らしたフォトジェニック鍋の数々に、キャスターの堀潤は「本当に頭が下がる。各店舗、本当にいろいろ工夫して、よく考えますよね」と拍手を贈ります。
食文化研究家で株式会社食の会 代表取締役の長内あや愛さんは「すごいインパクトでしたね」とビックリ。フードスタイリストの資格を持つ長内さんは、味は見えないため、いかに写真で美味しさを伝えるのか日々苦心しているそうで、今回紹介した料理の数々はどれもその理論を打ち壊すぐらいのインパクトと評し「これは確かに写真が撮りたくなりますね」と納得。
取材した田中が「フォトジェニックと美味しい、これまで別々にあったものが、美味しくてフォトジェニックになったところに人が集まっているんだなと感じた」と感想を語ると、堀は「これは単なるトレンド情報じゃない。コロナ禍を飲食店がいかに乗り越えるのか、消費の現場で生き残っていくときの工夫には学ぶべきところがたくさんある」と感心していました。
※この番組の記事一覧を見る
＜番組概要＞
番組名：堀潤モーニングFLAG
放送日時：毎週月～金曜 7:00～8:30 「エムキャス」でも同時配信
キャスター：堀潤（ジャーナリスト）、豊崎由里絵、田中陽南（TOKYO MX）
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter：@morning_flag
番組Instagram：@morning_flag
圧巻の肉タワー、儚いクマ…現在話題のインパクト抜群“フォトジェニック鍋”｜TOKYO MX+（プラス） - TOKYO MX
Read More
No comments:
Post a Comment