２０２５年に開かれる大阪・関西万博で、ともに大阪が発祥の飲料大手のサントリーホールディングスと空調機器大手のダイキン工業は、会期中、「水と空気」をテーマに水上ショーを実施することを明らかにしました。
大阪・関西万博では、未来の社会を来場者が体験できる「ショーケース事業」として企業などが最新の技術を紹介することになっています。
この中で、「サントリー」と「ダイキン」は、万博の期間中、会場のシンボルである大屋根リングの内側の広さ３ヘクタールほどのエリアで水上ショーを実施するということです。
ショーの詳しい内容は検討中だとしていますが、飲料メーカーと空調メーカーの共催ということもあり、「水と空気」をテーマに幅広い年代に楽しんでもらえるような内容にしたいとしています。
ショーでは、水道水ではなく会場周辺の海水を使うなど、環境面に配慮することにしていて、両社は、ショーを通して将来の地球環境などについて考えてもらうねらいです。
サントリーホールディングスの鳥井信宏 副社長は、「水と空気はあらゆる命にとって欠かせない。今回のショーでは、未来に命をつなぐきっかけをつくれればいい」と述べました。
また、ダイキン工業の竹中直文 専務は、「７０年の大阪万博では心を動かされたが、今回は行動を起こすきっかけにしてほしい」と述べました。
大阪・関西万博で「水と空気」のショー サントリーとダイキン｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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