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新型コロナウイルス感染症の拡大による在宅時間の増加で成長した市場の1つが、犬や猫などのペット市場だ。最近ではペットの多くが室内で飼育されているが、オーナーの多くはそれによる室内環境の汚染に気づいていない。
ペットは細菌や汚れなどを家の外から持ち込んでくるほか、ペット自身の毛やフケ、そしてフケに付いている細菌や微粒子も汚染因子となる。また、ペットの抜け毛は、室内のほかの場所にハウスダスト(ダニの死骸やフンなどの微細物質)や花粉を運ぶこともある。
英Dyson(ダイソン)が日本を含む世界主要11カ国、約1万2300人を対象に行った「グローバルダスト調査2021」によると、ペットの飼い主の半数はペットが自分のベッドで寝ることを許している一方、約7割の人はハウスダストがペットに付着している可能性に気づいていなかった(図1)。寝具掃除を実践しているのは、全体の約3割のみだったという。
ダイソンは2022年8月24日、犬や猫などペットを室内で飼う家庭に向けて、床掃除などの際に掃除機のヘッドに絡む犬や猫などの毛を自動でほどける新しいヘッドを付属したスティック型掃除機「Dyson V12 Detect Slim Complete」と、ペット用のグルーミングツール「ペットグルーミングキット」を発売した。価格はオープンだが、直販の場合、前者は10万2300円(税込み、以下同)、後者は8800円である。
ダイソンがペットによる室内空気汚染用掃除機、抜け毛やフケを吸引 - ITpro
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