自民党の菅義偉前首相は13日夜のBSフジ番組に出演し、参院選の応援演説中に銃撃された安倍晋三元首相の搬送先の奈良県立医大病院(奈良県橿原市)に駆け付けた際の心境を振り返った。
安倍氏が胸を撃たれたとの情報が早い段階でもたらされていたことから「万が一のことを考えて、同じ空気を吸いたかった」と同病院に向かった理由を明かした。「(安倍氏は)寂しがり屋でもあったので、そばにいてやりたいという感じだった」とも吐露した。
安倍氏が銃撃された8日、菅氏は参院選の応援演説のため沖縄県に向かう予定だったが、事件の一報を受けて同病院に急行していた。
菅氏は同番組で安倍氏と出会った当時やその人柄を振り返り、「私にとっては非常に新鮮な人だった。確かな国家観を示し、思いやりがあった。宰相としてすべて兼ね備えた政治家だと思った」と述べた。
また、参院選後の開催を模索していた自身の勉強会については、安倍氏の死去を踏まえ、「こういう状況になったから、いろいろ考えるところがある」と開催を見送る意向を示唆した。「新たに派閥のような形で立ち上げることはない」とも語った。
菅前首相「同じ空気吸いたかった」安倍氏の病院急行 - 産経ニュース
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