10日、岐阜県内で山林や枯れ草が焼ける火災が4件発生した。各地で夏日を観測するなど気温が上昇し、空気は乾燥していた。
高山市高根町猪之鼻では午前10時10分ごろ、山林から出火、約4万平方メートルを焼き、約3時間半後に消えた。けが人はいなかった。
高山署によると、地元の男性(67)が所有者の許可を得て家庭ごみを燃やしていたといい、目を離した隙に燃え広がったとみられる。市高根支所の職員から連絡を受けた別の職員が「山が燃えている」と119番した。県の防災ヘリも出動し、上空から消火活動を行った。
岐阜地方気象台によると、高山市の午後2時時点の湿度は18%だった。
本巣市根尾水鳥では午後1時45分ごろ、田んぼから出火、休耕田約1700平方メートルとビニールハウス約20平方メートルを焼き、約45分後に消えた。けが人はいなかった。
北方署によると、近くの土手でススキなどを焼いていた農家の男性(72)から「火が広がった」と119番があった。
郡上市では枯れ草6400平方メートル、関市では山ののり面約2500平方メートルを焼く火事があった。
気象台は「気温が上がることで、湿度が下がり、乾燥することで火災の一因になりうる」と分析している。
空気が乾燥、火災発生相次ぐ 「山が燃えている」119番 高山市で山林40,000平方m - 岐阜新聞
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