話題の植物由来の代替肉を購入した。世界的な人口増で肉や魚の不足が懸念されるなか、消費者のヘルシー志向に加え、食糧不足の観点からも需要が高まっているという。
試したのは、マルコメが2015年から全国で販売している「ダイズラボ 大豆のお肉」。大豆ミートは「代替肉」の一つで、油を搾った後の脱脂大豆が主な原料だ。
形状によってミンチ、フィレ、ブロックの3種類があり、高タンパクで低脂肪、豊富な食物繊維も取れる。レトルトタイプは湯戻し、水切り不要で開封後そのまま使える。乾燥タイプと冷凍タイプもあり、昨年度は前年度に比べて4倍近い販売実績を上げるほどの人気商品だ。
フィレでしょうが焼きを作った。しょうがとにんにく、しょうゆ、みりんで味付けし、玉ネギとミニトマトを炒め合わせた。大豆臭さが少し残るものの、ほぼ肉と同じ食感。ご飯のおかずには十分なレベルだ。
マルコメの広報担当者は「創業から160年以上、みそづくりを通じて大豆に向き合ってきた知見を生かすことができないかという思いが根底にあります」と話す。
大豆に限らず幅広い代替タンパクの研究が進んでいるという。ほかの代替肉も食べてみたくなった。 (小幡勇弘)
<代替肉> 「ダイズラボ 大豆のお肉 ミンチタイプ100グラム」「同、フィレタイプ90グラム」「同、ブロックタイプ90グラム」。いずれもレトルトタイプ。各225円(参考価格)。全国のスーパーで販売。精肉売り場でも買えるように。
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