香港で先月、同じホテルの向かいの部屋にそれぞれ隔離されていた新型コロナウイルスワクチン接種済みの旅行者2人がオミクロン変異株に感染していることが確認されたが、3日に発表された 調査結果は、2人の間に直接の接触がなかったことから空気感染が起こった可能性が高いと結論付けた。
ホテル隔離中に空気感染か、香港で2人から新たなコロナ変異株検出
感染に関わるスパイクたんぱく質の変異が多いことから世界の保健当局はオミクロン株への警戒を強めていたが、その正しさを裏付ける調査結果となった。
1人は南アからの旅行者、もう1人はカナダからの旅行者だった。監視カメラの映像で2人とも部屋から出ておらず、人にも接触していないことが確認されたことから、食事の受け取りや新型コロナ検査のために開けたドアを通じた空気感染が、考え得る感染経路として最も可能性が高いと、同調査を行った香港大学の研究者らは指摘した。
同調査は米疾病対策センター(CDC)の学術誌「新興感染症」に掲載された
原題:
Omicron’s Spread Across Hotel Hall Highlights Transmission Worry(抜粋)
ホテル隔離中に空気感染の公算大、香港のオミクロン株陽性者-調査 - ブルームバーグ
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