
エアコンはどのようにして空気をきれいにするのか
「エアコンは『エアーコンディショナー』の略、つまり空調家電であり、風を放出するため室内空気への影響も大きい。そのため、『エアコンで快適な空気環境をもたらそう』という発想はかねてよりありましたが、コロナ禍で清潔意識がいっそう高まるいま、空気清浄機能を“指名買い”で選ぶ消費者が増えています」(田中さん・以下同) エアコンの空気清浄機能は、大別して次の種類があります。 「最近の上位モデルに搭載されている空気清浄機能は、主に2つ。イオン放出方式と、電気集塵方式です。前者は、エアコンから放出されたイオンが汚れを包み込み、分解。パナソニックの『ナノイー』、シャープの『プラズマクラスター』のように、メーカー独自のイオン技術で空気中の菌やウイルス、カビ菌などの有害物質を抑制するタイプですね。 一方後者は、粉塵が多い工場などの設備でも使われている方式で、高圧放電で空気中の汚れを帯電させ、電気の力でエアコン内部に汚れを吸着させます。東芝ライフスタイルや富士通ゼネラルの『プラズマ空清』がその代表例です」 ◆空気清浄機と、空気清浄できるエアコンの違いは? それでは、こうしたエアコンがあれば空気清浄機は不要になるのでしょうか? 田中さんは、「厳密には空気清浄機と異なる」と言います。 「空気清浄機には『集塵効率70%以上』『騒音値55dB以下』という定義があり、エアコンと同じイオン技術や帯電技術を使っていても、空気清浄機のフィルターやファンのパワフル度、つまり“吸い込む力”は、エアコンとは大きく異なります。その中で、唯一空気清浄機と呼べるのが、シャープの『エアレスト』シリーズになります」 また、清浄機能が付加されたことで、ランニングコストもわずかながらアップすることにも注意が必要です。 「イオン技術や帯電技術そのものを稼働させることによる電気代は1時間平均0.7円程度と微々たるものですが、エアレストのように空気清浄機レベルの性能を搭載したものは、高性能フィルターを通過させるために風力が必要となり、通常のエアコンより電気代がかかる場合があります。またイオン発生ユニットを数年ごとに交換する必要がある機種もあります。 あくまでもプラスアルファの機能ですので、必要かどうかは個人の価値観によりますが、エアコンから出る空気の質や、部屋のニオイが気になる人は、付加されていると安心でしょう」 田中さんが厳選した、空気清浄機能に優れたエアコンは以下の3モデル。いずれも、空気清浄機能は単独で運転できるため、例えば冷暖房などを運転しない時期も含め、24時間365日、空気清浄機能を稼働させることができます。
空気清浄できるエアコンの実力は? 菌やウイルス、花粉、ニオイを抑制するエアコン3選(8760 by postseven) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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