去年の秋、私は身のおきどころのない喪失感を抱えて宝塚大劇場へ行った。仕事を離れて宝塚歌劇にひたろうと。
ミラーボールにスパンコールの衣装、何色ものライト。劇場にいる3時間、現実を忘れた。わが子ぐらいの年頃のタカラジェンヌたちが気合の笑顔で踊り、歌うのを見るといとおしい。懸命な汗を見て思った。生き…
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(多事奏論)コロナ禍の宝塚 暗い空気に色彩、いつの時代も 河合真美江:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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