本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。
【#愛用品 07:バルミューダ「BALMUDA The Pure」】
●起
「0メートルの旅 日常を引き剥がす16の物語」(岡田悠/ダイヤモンド社」を読んだ。ものすごい乱暴にまとめると「旅は距離ではなく、自分との向き合いだ」という本質が語られていて、ページをめくる度、一歩一歩、自分も旅をしている感覚に。
●承
日常空間ですら、発想や環境次第で旅に変わる。そういった意味で、バルミューダの「BALMUDA The Pure」は、旅家電だ。空気清浄機で旅?となるかもしれないが、 BALMUDA The Pureの操作音は飛行機や空港を意識した音作りがなされている。「ポーン、ポーン」というサウンドは、航空機のシートベルトサイン音を連想させ、その音だけでどこかに行けるような高揚感に包まれる。
●転
操作音だけでなく、アイコンや駆動音も同様。パワフルモードこと「ジェットモード」のアイコンは飛行機。稼働音はジェットエンジンの咆哮のよう。普通なら気になる音量も、「これなら効いてる」と感じさせてくれる。
ちなみに、ジェットモードの操作音はワンオクターブ高い音で、「他の操作と違う」のが体感的にわかる仕組みになっている。バルミューダというと、造形的なデザインに注目が集まりがちだけど、音のデザインも秀逸だ。
●結
当初、BALMUDA The Pureは玄関に置こうとしていた。縦長デザインで場所を取らなくて、足元が光るから間接照明としても使えるからだ。でも、この製品はリビングに置くのが良いと思う。旅要素が抜け落ちてしまった世界を過ごす日々だけど、BALMUDA The Pureがあれば旅のカケラを常に感じていられる。なお、我が家は空気清浄機2台体制。もう1台はまたの機会に。
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バルミューダの空気清浄機は「旅家電だ!」という説をブチ上げてみる【愛用品コラム07】 - GetNavi web
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