いつもなじみの飲食店ばかりだと飽きちゃって、たまに家庭的な料理を、無性に食べたくなるときもある。
そんなわけで今回は、お弁当。それも、精肉店がランチタイムに販売しているやつ。同じ精肉店でも得意な分野がそれぞれ違うから、基本的にどの店舗にいっても外れはないはず。
今回は、新潟県長岡市にある大谷精肉店へ。店舗の前を通ると、焼き立てのお肉の良い香りが漂ってくる。「間違いない、これは絶対うまい店だ」
外装は昭和的なレトロな感じ。店舗の中も、どこか懐かしい一昔の個人商店に見られる。様々な肉も売られているが、やはりおすすめはランチメニューの弁当。価格も500円台から600円代。この物価高で、少し前から50円値上げしたそうだが、それでもこのご時世にお財布に優しい価格設定だ。
今回は、「日替わり弁当」と「肉だんご」を3つ購入。こちらのお店の肉団子は凄く人気があり、午前中に完売してしまうこともしばしば。朝一で店舗に行って、購入して正解だった。全部で750円也。
取材先で、弁当を開封する。
懐かしい日の丸弁当。そして揚げ物。蓋を開けただけで、美味しそうな香りが漂ってくる。さっそく一口。「これは、うまい!」 まごうことないおふくろの味だ。食べている間の記憶がないほど、無我夢中で食べてしまった。従って、途中の写真はない。
そして、極めつけは肉団子。目玉の親父のような大きさ! その存在感は、他を凌駕している。
中身をパッカーンする。中から、温かみを帯びたジューシーな肉がひろがっている。柔らかさもほどよいかんじ。
「これは、うまい!」(本日2回目)
同店は、「肉だんご」以外にも、「鳥皮のみそ焼き」や「煮卵」も定評のこと。これは間違いなく、長岡の「食の有形文化財」認定である。
(編集部・Y)
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【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
【キシャメシ】肉料理は全品はずれなし! 特に肉だんごが絶品! 昭和レトロな精肉店「大谷精肉店」(新潟県長岡市) - にいがた経済新聞
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