いまの組織の空気は理想の空気でしょうか。
日ごろの組織の空気は、ひいては、組織文化にもつながります。
私が会社員だったころは、
会議などがいくら息苦しくても閉塞感があっても、
そんな「空気は変えられない」と思っていました。
その後、会社やNPO法人などで
会議やイベント、研修などを任されるようになって
「ひと言で空気が変わった体験」を10数年積み重ねていった結果、
気づくと、
「空気は変えられる。自分から。」
ということを自然に信じている自分がいました。
たったひと言で周囲の空気を変えることができる。
これは紛れもなく私の実体験です。
ダイヤモンド社より12月初旬に出版した、
『一流ファシリテーターの空気を変えるすごいひと言』は、
そうした生の体験の結晶です。
この結晶が、日々のコミュニケーションをよりよくし、
組織の空気を改善していくお役に立てたら幸いです。
あらためてこの本が出版されるにあたり、私には、確固たる使命感が宿りました。
それは、
「あらゆる組織の空気を良くする」ということです。
そのことで世の中の空気が良くなっていったら本望です。
組織にとっての理想の空気は、どんな空気でしょうか。
例えば、
パフォーマンスが発揮され、成果が出ている空気、
関係性が良好な空気、意見が言いやすい空気、
お互いを認め合っている空気などは想像しやすいと思います。
こうした空気は、
組織の成果や個人の成長や喜びなどに明確に影響を与えており、
多くの人が良い空気を作るために
リーダーシップやマネジメントを磨いていると言えます。
2019年に立ち上げた株式会社共創アカデミーが懸命に取り組んできたことは、
具体的なメソッドを用いて組織の空気を良くする取り組みだったのです。
本書執筆により、そのことがより明確化しました。
本書を手に取っていただいた方は、世の中の空気を良くする仲間です。
本書をきっかけに、まずは、それぞれの世界で、
「ひと言で場の空気を良くする活動」を始めていただきたいです。
空気は自分から変えられます。
望むなら、いつだって。
本書を手に、そうした想いで進んでいただく仲間が増えれば本望です。
___________
現実を変えたいとき。
他人を変えるより、
自分を変えるより、
言葉から変えてみましょう。
言葉なら、簡単に変えられます。
しかもすぐに。
それで現実が変わればしめたものです。
(本書前書きより抜粋)
___________
組織の空気を変えるひと言 | 『日本の人事部』プロフェッショナルコラム - 日本の人事部
Read More
No comments:
Post a Comment