
イタリア下院は16日、工場で培養された食品や飼料の使用を禁止する法律を賛成159、反対53で可決した。培養肉バーガーの資料写真。2013年8月にロンドンで代表撮影(2023年 ロイター)
[ローマ 16日 ロイター] - イタリア下院は16日、工場で培養された食品や飼料の使用を禁止する法律を賛成159、反対53で可決した。上院は既に通過している。「細胞培養もしくは脊椎動物から抽出した組織」によって生産された食品と飼料の使用、販売、輸出入を禁止する内容。
違反した工場は最大15万ユーロ(16万2700ドル)の罰金を科せられるほか、閉鎖させられたり、オーナーが最長3年間にわたって公的資金を受け取る権利を剥奪されたりする可能性がある。
法律はメローニ首相の側近であるロッロブリージダ農業・食料・森林政策相が提案したもので、右派政権による伝統産業保護の一環とみられている。
法案に反対した野党側は、欧州連合(EU)でまだ培養肉が入手できない段階でこうした法律を通すのは、農家と畜産業のロビー団体を喜ばせようとする右派政権の試みだと主張。怒った農業ロビー団体のデモ参加者と野党議員2人が対立し、1人がロビー団体代表に襲撃されたと訴える騒ぎになった。
法案を批判する人々からは、動物を飼育せずに肉を培養すれば温室効果ガスの排出を抑えられるほか、消費者の選択肢が広がるとの声も出ていた。
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伊議会、培養肉禁止の法案可決 反対した野党と農業団体が対立 - ロイター (Reuters Japan)
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