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Thursday, November 2, 2023

イノシシ肉販売24%増 22年度は442トン 捕獲強化進む - 日本農業新聞

 2022年度に食肉として販売されたイノシシの量が442トンとなり、過去最多を更新したことが農水省の調べで分かった。豚熱感染などで生息数が減り、利用量が落ち込んだ21年度と比べて24%増えた。捕獲の強化や消費者らへのジビエ(野生鳥獣の肉)の普及が進み、大幅な増加に転じた。

 22年度のイノシシの捕獲頭数は59万100頭。豚熱感染の影響はあったものの、2年ぶりに増加に転じた。これに伴い、食肉処理施設での解体頭数も同22%増の3万6087頭に上り、食肉販売量の増加につながった。

 一方で、鹿肉の食肉販売量は871トンと同8%減。特に、主産地の北海道で同13%減少した。ただ、食肉処理施設での鹿肉の解体頭数は10万8892頭で、同10%増えた。同省は、コロナ禍で外食需要が落ち込んだ後、物価高もあり「需要が完全に回復しておらず、在庫に回っている」(鳥獣対策室)とみる。

 販売価格は、イノシシ肉が1キロ3228円で、21年度比9%低下。鹿肉は同2167円と横ばいだった。

 食肉の他、ペットフードや自家消費向けに利用された、イノシシや鹿などのジビエ全体の利用量は2085トン。鹿の減少が響き21年度に比べ2%減ったが、調査を始めた16年度(1283トン)と比べると1・6倍に上る。内訳は、食肉販売された鹿が4割、同じくイノシシが2割など。

 同省は、外食産業での利用拡大・定着などを進めている。ジビエの利用量を25年度までに、19年度比で倍増となる4000トンに増やす目標を掲げるが、達成は道半ばだ。

(宮本卓)

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