田中奏子
ロボット掃除機「ルンバ」を販売する米アイロボットは12日、新たに家庭用空気清浄機の市場に参入すると発表した。最初の製品となる「クラーラ」を10月20日に日本で先行発売する。公式オンラインストアでの販売価格は16万9800円(税込み)。
ルンバと同様にAI技術を搭載し、室内環境によって自動でパワーを調整する。ルンバが床掃除をしている時に吸引力を上げて舞い上がったほこりを吸い込むなど、ルンバと連携して使うこともできるという。
奥行きと幅約40センチ、高さ約60センチの丸みを帯びた直方体で適用床面積は40畳と、一般的な空気清浄機よりやや大型だ。つなぎ目のない密閉構造が特徴で、下部から空気を吸い上げて3層のフィルターに通す。
同社のコリン・アングル会長兼CEO(最高経営責任者)は12日の会見で、「空気清浄機の市場でも技術的にトップの地位を確立できると考えている。二つ目の柱に成長させたい」と話した。さらに、将来的にクラーラもルンバのように自動走行するかとの問いに、「今はお待ちいただくしかないが、実現するべきだね」と期待を持たせた。(田中奏子)
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「ルンバ」のアイロボット、空気清浄機に参入 会長「二つ目の柱に」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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