とうもろこしはとても種類が多く、いろいろなところで栽培されています。甘くて粒の大きなスイートコーンですが、生産量全国1位は北海道で約4割も作られています。2位は千葉県、3位が茨城県、4位群馬県と関東が並びます。
中でも粒の皮の軟らかくて薄い「ゴールドラッシュ」、甘さが強い「味来(みらい)」が僕の好きな品種です。糖分は収穫からどんどん減って、24時間たつと半減するともいわれています。収穫したらすぐにゆでた方がいいというのは、そのためです。
さて、肉団子の表面をとうもろこしの粒で覆って、蒸しあげた料理を紹介します。黄色が鮮やかで見栄えもするし、甘さも感じられます。さらに歯応えを楽しむために、肉団子にレンコンを入れました。とうもろこしの粒の食感とレンコンの食感が違うので、その違いも楽しめます。
しっかりとした味で、ビールのつまみとしておすすめです。夏ならではのおつまみ、意外と腹持ちもいいですよ。(速水裕樹)
材料(2人分)
とうもろこし…………1本
タマネギ………………1/4個
レンコン………………100g
牛と豚の合いびき肉…200g
塩コショウ……………少々
オイスターソース……大さじ1
鶏ガラスープのもと…小さじ2
片栗粉…………………大さじ1
パクチー………………1本
ルッコラ………………1本
作り方
1.タマネギとレンコンはみじん切りにする。ボウルに入れて塩とコショウを振る
2.ボウルにひき肉を入れて、オイスターソース、鶏がらスープのもと、片栗粉を入れよく混ぜる。もみこむようにして、肉が白っぽくなるまでこねる。
3.とうもろこしは皮をむいて4等分する。かつら剥きのように、豆をカットする。そろったままカットできたら、そのまま並べる
4.肉を6等分して丸め、団子をつくる
5.ラップを15センチほどにカットして掌に広げ、(3)のとうもろこしの粒を、なるべく粒の表面が外側になるように乗せる。(4)の団子を乗せラップで包みこむ。ラップの切れ目をひねって閉じる
6.蒸し器に団子を並べ、12分間蒸す。器に盛り付け、パクチー、ルッコラを飾って完成
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【料理と酒】黄色が鮮やか とうもろこしの肉団子 - 産経ニュース
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