食肉関連企業の幹部候補生、精肉店・焼肉店・畜産農家の後継者や新事業の立上げを考えている若者など様々な学生が「お肉を学びたい」という共通の目的を持って全国から集まります。目標を持った学生は目が輝いていて、共に学ぶことは本当に楽しく、また、若者と知り合える事で、私も若返ったように感じてしまいます。
学生は校内の「けやき寮」で共同生活をします。午前6時45分に起床し、7時から朝会、8時30分から授業が始まり午後4時30分に終わります。その後、校旗降下・校内清掃、午後8時から9時30分まで学習時間、そして終会、10時30分には消灯と、毎日規則正しい生活を送っています。共同生活のなかで友情が芽生え、皆で支えあい切磋琢磨(せっさたくま)しながら勉学に励んでいます。
同じ実習をしても、早く上達する人、時間がかかる人さまざまですが、目的が明確な学生ほど上達のスピードが速いように見受けられます。全国から集まった若い学生と出会えることや、授業によって知識や技術が向上する様子を見ていると大変やりがいを感じ、うれしさを実感しています。
公益社団法人全国食肉学校
総合養成科第12期卒業
専任講師
嶋田喜明
【お肉のコラム】(42)新たな出会いと楽しさ - 日本農業新聞
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