ネタのウケ具合は、登場した時のお客さんの空気に左右されることが良くある。自分達の前に出演した芸人が程よくウケていると、客席は良い“気”に包まれ、最初から好意的に受けとめてもらいやすい。
かと言って、前の芸人があまりにウケすぎていると、もうお腹いっぱいといった空気でやりづらかったりする。そして、数組の芸人が続けて蹴られた(全くウケなかった)後の客席は、だまされたといった空気、まさに殺気に満ちている時もある。そんな時は、必要以上に明るく大声で登場する芸人が多い。面白そうかも、という空気に変えようとあがくわけだ。
遠い風近い風[宮田陽]演芸と空気|秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版
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