昼過ぎ、大阪・湊町の編集局につくと紙面総括の整理部長・矢田雅邦と当番デスク・野下俊晴が眉根を寄せていた。もう紙面コンテの打ち合わせをしていると思ったら…。
矢田 「白石デスクから『肉離れになってしまい動けないので、在宅で仕事をさせてもらいます』と連絡があったよ」
野下 「こちらにも連絡がありました。肉離れって体が温まっているうちはそうでもないけど、冷えたら痛くなりますからね」
矢田 「それにしても走り終わって、みんなで肉を食べて、肉離れになるって、どういうこっちゃ!?」
15日、ヤンマーフィールド長居発着、長居公園周回コースで第76回大阪実業団対抗駅伝競走大会が開催された。サンスポチーム(産経新聞社B)のアンカーを務めたデスク白石大地=円内=は3・3キロを激走。ところが、残り1キロぐらいでピキッ! 足が抜けたような感覚になった。
サンスポメンバーと打ち上げで焼き肉を食べたあと、駅から徒歩で帰宅しようとしたが、激痛で歩けなくなったそうだ。
白石の言い分-。
「駅伝に向けて1カ月ぐらい前から練習をしていたんやけど、そのときから臀部が痛くて、嫌な感じはあったんよ。右太もも裏が痛くなっても、僕、アンカーだったから歩くわけにもいかないしさ。だって、みんながつないでくれたタスキだし…(中略)。何とかゴールにたどりついたけど」
一夜明け、病院で右大腿筋肉離れと診断された。上司に報告し、一般スポーツデスクを在宅で対応。「情けなく、恥ずかしい話です」と猛省していたが、それだけ駅伝に一生懸命取り組んでいたということだろうし、許してやってください。
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【虎のソナタ】激走後、肉食べたけど肉離れ 駅伝一生懸命に取り組んだデスク…許してやってください - サンスポ
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