昨今では、コンビニエンスストアやスーパーで牛内臓のパックや豚内臓肉のスナックを見かける機会が増え、牛・豚モツ(小腸)をはじめ、ハツ(心臓)、ガツ(胃)、豚耳といった部位も多くみられるようになりました。「命を頂く」という観点から考えると、家畜を骨・肉・血液・内臓・皮・脂と捨てるところなく、全てを自然に自分たちが生きる為の栄養としている事に、今でも感動します。
弊社では、飲食業態だけで全ての部位を売り切るということが難しい為、様々な業態や様々な国の料理に使えるようにして、部位の販売バランスをとっています。業態特有の需要部位やトレンドはもちろんですが、お客様との意見交換を通して新メニューを決めるなど、販売提案に終わりはありません。
私たちは食肉のプロですが、料理のプロである飲食店から枠にとらわれない視点で注文をいただき、新しい発想につなげることができます。そういった積み重ねが、食肉業界の更なる発展につながると信じ、日々活動しています。
【お肉のコラム】(17)1頭すべてを利用する - 日本農業新聞
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