7年ぶりの節電要請が出た2022年の冬。燃料代の高騰による電気代の値上げ発表も相次ぎ、今後も電気代は上がる見通しとなっています。この連載では「節電」について、くらしの中で気になるトピックを紹介していきます。
今回のトピックは「空気清浄機やサーキュレーターの置き場所」です。暖房の暖かい空気は上昇する性質があり、室内の天井付近に溜まりがち。床付近が寒いからといって設定温度を上げると無駄に電気を消費してしまいます。
室内の温度ムラを解消し、無駄な電気代を減らすには扇風機やサーキュレーター、空気清浄機などが有効。では、室内の空気を効率良くかき混ぜるためには室内のどこに設置したら良いのでしょうか。
設置場所はエアコンの○
空調大手のダイキンは、上向きに加湿した空気を吹き出すタイプの加湿空気清浄機をエアコンの向かい側の壁を背にして設置すると室内の空気が循環し、温度ムラが解消できるとしています。ただし風が窓に当たると冷気を部屋の中に入れてしまうため、壁や窓から少し離して設置することを勧めています。
扇風機やサーキュレーターの場合はどうでしょうか。家電メーカーのアイリスオーヤマは、エアコンの対角線上にある部屋の隅に設置し、エアコンに向けて風を送るのが効果的としています。間に家具などがあったり、人がいるなどの都合で対角線上に設置できない時は、空気清浄機と同様に真上に向けるのが良いでしょう。
次回は実際に温度ムラを解消できた時の効果を紹介します。
連載:節電テック
節電に関するテクノロジーとテクニックをデータを添えて紹介する連載。クイズ形式になったり、内容がアナログになったりもします。
関連記事
関連リンク
空気清浄機やサーキュレーター、エアコンのに置くと効果的 - ITmedia NEWS
Read More
No comments:
Post a Comment