大豆由来の植物肉原料を開発・生産する食品ベンチャーのDAIZ(ダイズ、熊本市)は、一般消費者向けの植物肉商品を発売した。今月から関東圏のスーパーなどで販売を始めたほか、2023年初めに開設する同社のオンラインショップでも取り扱う。
同社はこれまで食品メーカーなどの事業者向けに植物肉原料を販売してきた。代替タンパク質として注目される植物肉の認知度アップを図ろうと、一般向け販売に乗り出した。
商品は「100%植物生まれのそのままミンチ 粒[つぶ]ベジ」(100グラム入り)。下味を付けたミンチ状の植物肉で、水に戻さずそのまま料理に使える。そのまま食べたり、動物肉と混ぜて調理したりもできる。
独自の発芽技術で栄養価とうまみを増大させ、肉のような弾力と食感を再現した。オープン価格で350~400円を想定する。販売エリアは順次拡大する予定。
植物肉は健康志向や環境への配慮を背景に、海外を含め市場が急拡大している。同社は「大豆特有のにおいを抑え、従来のイメージを覆すおいしさを追求した。栄養価の高いヘルシーな植物肉を提供し、食の選択肢を増やすことに貢献したい」としている。(中尾有希)
肉のような弾力と食感、植物肉で再現 DAIZ、ミンチ状「粒ベジ」を一般発売 関東圏で12月から|熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞
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