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Thursday, December 22, 2022

浜松・四本松町に焼き肉店 元ホテルマンとシェフがタッグ組み独立 - 浜松経済新聞

 焼き肉店「肉本舗 一心」(浜松市南区四本松町、TEL 053-424-6697)が12月2日、オープンした。

「タン元」を分厚くカットした「厚切りタン」

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 店長の鈴木孝光さんは、「オークラアクトシティホテル浜松」(中区)のレストラン部門に25年間勤務。料理長の水谷哲也さんは、同ホテルで洋食シェフとして27年間勤めた経歴を持つ。ホテルで培った経験を生かして自身の店を持ちたいと考えた鈴木さんが、同僚の水谷さんに声がけしたことをきっかけに、同店をオープンした。コロナ禍でも家族や少人数で楽しめる空間を提供できると考え、焼き肉店に決めた。店名は、「料理もサービスも、1つ1つ心を込めて取り組みたい」という思いを込め名付けた。

 店舗面積は約35坪。席数は、テーブル席26席、座敷席14席、カウンター席4席。店内は、木目調の家具など、ダークブラウンを基調に落ち着いた雰囲気を演出する。テーブル間はプライベート空間で食事をしてもらうようロールカーテンを設けた。

 地域の人が日常の中で楽しめる店にしたいと、リーズナブルな価格に設定。ホテルで培った洋食の要素を取り入れたメニューをそろえる。ランチタイムは、定食を中心とした肉料理を用意。牛肉をふんだんに入れたバターライスの上に半熟オムレツを載せた「ビーフオムライス」(1,210円)は、来店客の目の前でオムレツをカットし、自家製デミグラスソースをかけて演出する。このほか、やわらかい食感を味わえるようにレアの状態で提供する「ビーフカツレツ」(1,320円)や、独自に配合したスパイスに牛タンを加えた「一心カレー」(990円)などを用意。

 ディナーは焼き肉を提供する。牛タンの中でも柔らかい部位とされる「タン元」を分厚くカットした「厚切りタン」(2,090円)、赤身のうま味を感じる「ロース」(1,320円)、しょうゆベースの自家製もみだれを使う「上カルビ」(1,980円)などをそろえる。

 溶かしたバターの中に牛タンを入れて煮込む「タンバター」(1,100円)、自家製の「チーズキムチ」(550円)などの創作メニューも用意。家族団らんの時間を楽しんでほしいと、肉とサラダなどを盛り合わせたリーズナブルなセット「ファミリー盛り」(2~3人前=3,000円~)も用意。小学生以下の子どもには、デザートのアイスを無料提供する。

 鈴木さんは「心の安らぎを届け、肉料理を食べることで明日への活力にしてほしい。おいしい肉を手頃な価格で提供しているので、気軽に足を運んでもらえたら」と話す。

 営業時間はランチ=11:30~14:3017時30分~14時30分、ディナー=17:30~22:0017時30分~22時。火曜定休。

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