中島健
宮崎県小林市役所の正面玄関のロビーに、実物の和牛の角を使うなど、「リアル」な牛のマスコットが登場した。全国和牛能力共進会で、小林市の農家らが出品した枝肉が内閣総理大臣賞を受賞したことを祝い、「日本一おいしい肉」のPRに役立てる狙いだ。
マスコットは、もともと秋祭りの目玉として約20年前に市内の農家と市職員の手でつくられた。体長約250センチ、頭までの高さは約160センチと本物の黒毛和牛の雌のサイズに近い。黒い体毛はじゅうたんで、鼻やひづめは木を削って作成。目などには、実際の飼育で使う道具を利用しているという。
本来は祭りの日に年1回、お披露目されていたが、全共での県勢の活躍を受け、10月17日から市役所での展示を始めた。市は11月30日まで名前を募り、「和牛の聖地小林市」のPR牛として、牛肉のPRなどに利用していく考えだ。
問い合わせは市地方創生課(0984・23・1148)まで。(中島健)
「日本一おいしい肉」をPR 本物そっくりの和牛マスコット登場:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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