教員が部活動の顧問就任を拒否できる環境づくりをめざし、福岡県内の教員らが新たな教職員組合「福岡部活動問題レジスタンス(PLUM)」を設立した。同組合によると、部活動の問題に特化した組合は愛知、三重に続き全国3例目。九州では初めてという。
福岡市立中学校教諭の北畑裕也代表(28)と、県立高校教諭の豊福秀敬副代表(25)が11日、県庁で記者会見して発表した。組合員は県内の中高で働く20~30代の教員や講師5人で、先月16日に職員団体として県人事委員会に登録された。
北畑さんは「学校現場に部活の顧問を断りにくい空気が作られていて、長時間労働やパワハラの温床になっている」と指摘。他の組合員の声として「仕事なのか、趣味やボランティアなのか、部活の定義自体があいまい」「外部コーチには賃金が出るのに、教員は無償なのはおかしい」といった訴えも紹介した。
豊福さんは、現在もラグビー…
部活の顧問「断りにくい空気」を変えたい 20代の教員らが組合設立:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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