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Monday, August 22, 2022

<比べてみたら>代替肉メニュー - 東京新聞

 100%植物性の原料で作られた肉のような食べ物の代替肉。コレステロールゼロの大豆なら、カロリーは肉よりも抑えられて、脂っこくなくあっさり。大豆加工食品を代替えとして、常に提供するグランドメニューで用意しているレストランを紹介しよう。 (みすず)

◆肉の食感しっかり

■ロイヤルホスト「NIKUVEGEタイ風スパイシーライスプレート」

 食品加工メーカー・Tastable(東京都中央区)が開発した植物性食品「NIKUVEGE(ニクベジ)」を使い、サラダとワンプレートに盛りつけた。

 そぼろをオイスターソース、ナンプラーなどで味付けし、ご飯の上にのせた、スパイシーなガパオライス風に仕上げた。目玉焼きや、揚げたホウレンソウと一緒にまぜて食べ、ナンプラーとガーリックが香る、甘みと酸味の利いたドレッシングをそぼろにかけると一層風味がアップする。そぼろは、代替とは思えないほど、肉の食感がしっかりある。1518円(店舗により異なる)。全国214店(一部店舗は除く)で展開。

◆厚みとやわらかさ

■やよい軒「大豆ミートのしょうが焼定食」

 全国に366店舗を展開する一汁三菜スタイルの定食店が、豆腐メーカー・アサヒコ(さいたま市)と共同開発した代替肉を使用。豚肉を使った通常メニュー「しょうが焼定食」(640円)と遜色ないように、代替肉の形や大きさのほか、中華鍋で炒めたときちょうど良い味と食感になるように軽く下味を付けた。肉は厚みがありやわらかく、野菜もたっぷり。

 「大豆ミートのなす味噌(みそ)と焼魚の定食」(930円)と、テイクアウトもある「大豆ミートの野菜炒め定食」(730円)の3種類があり、それぞれ肉の部分のみを置きかえて、見た目は定番メニューとそっくり、価格も同額で提供する。詳細は「やよい軒」で検索。

◆粒感や弾力を再現

■デニーズ「ゼロミートハンバーグのパワーサラダ」

 通常の合いびき肉を使ったハンバーグの粒感や弾力、うまみを科学的に分析・研究し、大豆の良さを生かしつつ、本物の肉のハンバーグのおいしさを再現した大塚食品のブランド「ゼロミート」を採用。いくつもの大豆由来原料を組み合わせ、店舗の調理条件に応じて、ふっくらジューシーに焼き上がるように仕立てた。

 メニュー表で探すと「ステーキ・肉料理」や「ハンバーグ」のコーナーではなく「サラダ」のところに記載があるのも特徴的だ。

 粒状の大豆があり肉のような食感が味わえるハンバーグに、彩りが良い野菜やナッツと一緒にオリーブオイルをかけて食べる。1190円。全国にある317全店舗で提供。

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