2022/6/4 21:05
空気をご神体とする朝日町白倉の空気神社で4日、「空気まつり」が始まった。来場者はブナの新緑に囲まれた爽やかな空間で、自然や空気の大切さを改めて実感した。
同町は世界環境デーの6月5日を「空気の日」と定めており、まつりは例年この時期の土、日曜日に開かれている。エゾハルゼミの鳴き声が響く中、町やJAの関係者、地元の生産者代表らが五穀豊穣(ほうじょう)を祈願。来場者は青空とブナの緑が映えるステンレス製の鏡盤を写真に収め、まつり期間中のみ公開される地下の「本殿」では両手を大きく広げて深呼吸する独特の方法で参拝していた。同神社周辺では環境啓発のパネル展示やチェーンソーアートなどのイベントも開かれた。
長井市長井小5年の我妻聖都(せいと)君(10)は「本殿は涼しくて癒やされた。きれいな景色を見て自然を大切にしたいと思った」と話していた。同日夜には鏡盤を舞台にみこの舞が披露され、観客は優雅な舞い姿が映し出さる神秘的な光景を見守った。まつりは5日まで。
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自然や空気の大切さ実感 朝日・空気まつり、地下「本殿」では独特の参拝 - yamagata-np.jp
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