皆様こんにちは! ごはん同盟のしらいのりこです。
家で餃子を食べるときも、餃子のお店に行ったときも、私は迷わずビールよりご飯を選びます。
白いご飯と餃子ってほんと最高&最強の組み合わせですよね。
この餃子肉みそは、いわば包まない餃子。
ご飯にのせていただけば、餃子定食を食べているような気分に。
何年もかけてレシピをブラッシュアップし、この作り方に落ち着きました。
仕上げに酢もラー油も入れちゃうので、餃子のタレすらなくてOKです。
ご飯がどんどん進むので、本当に気を付けてください!
ご飯が止まらない「餃子肉みそ」の作り方
【材料 作りやすい量(ご飯にのせると茶碗4~5杯分)】
- 豚ひき肉……200g
- 長ネギ……1/3本(約30g)
- ニラ……1/4束(約30g)
- にんにく、しょうが(各すりおろし)……各小さじ1
- しょうゆ、酒(あれば紹興酒)……各大さじ1
- 酢……大さじ1
- ごま油……小さじ1
- ラー油、こしょう……少々
【作り方】
下準備として、長ネギとニラを切ります
①長ネギをみじん切りにする。
5mm幅程度で斜めの切り込みを入れ、裏側にも同じように斜めの切り込みを入れます。
両面に斜めの切り込みを入れたあと、輪切りにすると簡単にみじん切りができます。縦に筋を入れる方法もありますが、こちらの方が散らばらなくて扱いやすいです。
②ニラは根元の方から5mm幅程度に切る。
上から力で押し切るのではなく、包丁を滑らすように動かすと、まな板を汚さず切ることができます。
余ったニラは、水につけて保存すると日持ちします。保存容器のサイズに合わせてカットし、冷蔵庫で保存しましょう。
次に、炒めます
下準備が終わったら、すぐに炒めます。炒め物は時間勝負なので、下準備と計量済みの調味料を事前にそろえてから始めるのが、成功の秘訣です!
③フライパンにひき肉を入れ、強めの中火で炒める。
冷たいフライパンにひき肉を入れてから点火します。ひき肉から脂がでるので、油も不要です!
菜箸で細かくひき肉をほぐしながら炒めます。
2分ほど炒めるとひき肉の色が変わり、脂がでてきます。脂の色が透明になったら、野菜を入れる合図です!
脂が透明になる頃には、ひき肉の臭みも取れています。
④長ネギ、ニラ、にんにく、しょうがを加える。
にんにく、しょうがは、すりおろしのチューブを使ってもOK!
⑤しょうゆと酒をふりかけ、炒める。
酒は、あれば紹興酒を使うと濃厚なコクが出てより本格的な味わいになります!
⑥ごま油、酢をまわしかけ、ラー油とこしょうをかける。
ここでやっと、香り付けの役目となる、ごま油が登場します。ごま油と酢を全体にまわしかけ、最後にラー油とこしょうをかけたらできあがりです!
このタイミングでは、ラー油のかけすぎに注意しましょう。食べるときに、「追いラー油」するのがおすすめです!
また、お子さんのいるご家庭では炒めるときにはかけず、ご飯にのせたときにおのおのお好みでかけるとよいでしょう。
餃子肉みそを作り置き保存するときは、ホウロウやガラス製の容器がおすすめです。プラスチック製だとにおいが移る可能性があります。保存期間は清潔な容器に入れ、冷蔵庫で4~5日くらいです。
余った餃子の皮があったら
餃子を作ったときに、皮が余ることってありますよね?
私は、余った皮をラップで包んで冷凍しておき、餃子肉みそを作るときに揚げてトッピングとして使います。
冷蔵庫で自然解凍した餃子の皮を2cm幅くらいに切って、さっと素揚げしましょう。餃子肉みそにのせていただくと、コクが加わって美味しさ倍増なんです。
そしてこの揚げた餃子の皮、おつまみにもいいんですよ~。粉山椒やカレー粉と塩で和えたりすると、良きおつまみに!
ご飯茶碗1杯分の餃子肉みそに対して、餃子の皮は2~3枚くらいあればOKです。
作り方
①餃子の皮を2cm幅程度に切る。
②小さめのフライパンにサラダ油を1cmほど入れて、中火で熱する。
③皮を入れてフライパンをゆらしながら揚げ、薄いきつね色になったら引き上げる。
余熱で色が付くので、このくらいの薄いきつね色で引き上げてOKです。
余熱で色が付いたところです。
ご飯(分量外)に餃子肉みそをのせ、その上に大きめに割った餃子の皮をトッピング。赤糸唐辛子(分量外)があれば、さらに本格的な仕上がりになります!
混ぜて混ぜて、一気にいただきましょう!
アレンジ
餃子肉みそはラーメンの具、和え麺、焼きそば、焼きうどん、何にでも合います。
スープに入れてもいいし、野菜炒めに入れたりするのもおすすめです。
肉に完全に火が通っているので時短調理にもなり、多めに作っておくと重宝します。
最近、私の一番のお気に入りアレンジは「餃子肉みそ納豆チャーハン」です!
作り方(1~2人分)
①フライパンにサラダ油小さじ2を入れ、中火で熱する。
②先ほど作った餃子肉みその1/3~半量と納豆1パックを入れて、炒める。
③ご飯を茶碗2杯分(300g)加えて、鶏ガラスープの素小さじ1/2、酒大さじ1をふりかけ、菜箸でほぐしながら炒める。
④しょうゆ小さじ1/2を鍋肌から入れ、全体になじんだら火を止めて完成。
納豆が加わったことで、手軽に作れるのにボリューム満点で、時間がないリモートワーク時のお昼などにおすすめです! 納豆は炒めることでコクのある香ばしさが出でるため、揚げた餃子の皮や赤糸唐辛子はもちろん、ザーサイ(いずれも分量外)を添えていただくと、最高に美味しいですよ~。
ちなみに餃子肉みそを作るときに、最後に納豆を加えて納豆餃子肉みそにしてしまう、という裏技もあります。これもクセになる美味しさですよ^^
書いた人:しらいのりこ
新潟県出身、お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチとともにごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として活動中。 美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案でTV、雑誌などのメディアを中心に活動中。 著書に『パラパラじゃなくていい!最高のチャーハン50』『しらいのりこの絶品!ご飯のおとも101』『ポリ袋でレンチンおかず 電子レンジでこんなにおいしい!』など。
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