空気を清浄化し、花粉、アレルゲン、毒素、バクテリア、そしてウイルスを含むその他の汚染物質を減らすことができるとして、近年さらに人気が高まっている空気清浄機。ニューヨークで開業する皮膚科医のミシェル・グリーン医師は、地下室などの狭い場所や、空気の流れが悪い部屋などはもちろん、在宅ワークなどで室内で過ごす時間が長い場合は、いち早く導入することを強く勧めると話す。
グリーン医師によると、空気清浄機は、長時間空気中に存在する粒子を除去するため、花粉症の季節はもちろん、美肌や健康状態を保つには欠かせないものだという。「タバコの煙、ペットのフケ、ホコリなど、皮膚や呼吸器系に短期的・長期的なダメージを与える可能性のあるものと隣り合わせの生活を送っている人は要注意です。室内をクリーンに保つことで、喘息や花粉症などのアレルギー症状を緩和するのにも役立ちます。さらには、空気感染症のリスクを低減し、掃除用具から出る有害な粒子を除去し、不快な臭いも中和してくれます」
ここからは、2022年注目の最新空気清浄機5選をご紹介する。それぞれのスペックを比較して、理想の一点を見つけよう。
冬も夏も、これ一つで。それぞれ買うより断然お得。
ダイソン(DYSON)の清浄機は、2つの層からなる完全密閉型のろ過システムが特徴だ。1つ目は、空気中のほこりや花粉、カビ、ウイルスなどの粒子を除去するHEPAフィルターで、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去するというもの。2つ目は活性炭の層で、空気中のガスや臭いを除去してくれる。ダイソン(DYSON)の「Pure Hot + Cool™」は、清浄だけでなく、冷暖房機能も兼ね備えたスーパーエリート。これを機に、扇風機、暖房器具、空気清浄機と3台持つのはやめて、1台に集約してみてはいかがだろう。
ひとり暮らしに最適! 小型&リーズナブルなのに超有能な米国大ヒットモデル。
コーウェイ(COWAY)の「エアメガ」は、4段階のろ過システムでペットの毛やホコリなどの大きな粒子だけでなく、ウイルス、バクテリア、花粉などの超微粒子も99.999%キャッチする、みかけによらずパワフルに頼れる逸品だ。カーボンフィルターが搭載されており、タバコの臭いから食べ物やペットの臭いまで、家庭内の臭いもしっかりと除去してくれる。スマート運転で、電気代も節約できるので一人暮らしや個室用に最適だ。
猫の足にヒントを得たおやすみモードで超快眠。
花粉に特化したモードが搭載されており、空気中に浮遊する花粉をキャッチする弱い風量と、衣類などへの付着花粉を素早く取り除く強い風量を周期的に切り替えることで花粉を撃退してくれるレボイト(LEVOIT)の空気清浄機。さらに注目したいのが、ノイズレベルを低減するスリープモード。猫の足に触発された特許取得済みのサイレントテクノロジーを利用しており、運転音が睡眠の妨げになることもない。お休みモードを使用した場合、1時間あたりの電気代はわずか0.09円未満なので、電気代を心配することなく24時間連続使用ができるのも高ポイントだ。
インテリアになる空気清浄機。
デザイン性の高さにもこだわりたい人にオススメなのが、モレキュル(MOLEKULE)。光で分子を分解するPECOフィルターを搭載した、光の空気清浄機だ。電源コードを底面で巻きとれるように設計されているので、インテリアを邪魔せず使用することができる。物質の分子を分解すると同時に花粉やダストなど粒子の量を測定しており、その結果が4色で表示されるので空気の状態が一目瞭然なのも嬉しい機能だ。
北欧発、置く場所を選ばず使える円柱型。
プレフィルター(写真グレー部分)の色を、落ち着きがありインテリアに馴染みやすいピンクやグリーンなどに付け替え可能なスウェーデン生まれのブルーエア(BLUEAIR)。ブランドが誇る基幹テクノロジー「HEPASilent®テクノロジー」をBlueシリーズで初めて搭載したこのモデル。多層構造のフィルターに静電気の力で強力に吸着し、花粉から、PM2.5、タバコ煙、カビ、ダニやバクテリアなどの有害物質を99.87%除去してくれる。円筒型で、360°全方向から空気を吸い込んでくれるので、置き場所を選ばず使用することが可能だ。15畳、35畳、44畳と、部屋の広さに合わせて選べる3タイプが展開されている。
Text: Kiana Murden
From VOGUE.COM
花粉の季節に取り入れたい、機能もデザインも◎な空気清浄機5選。 - VOGUE JAPAN
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