日本ハムは16日、ひき肉と大豆ミートのミンチを50%ずつミックスした食肉業界初の商品「お肉×大豆ミート ミンチミックス」シリーズから、牛肉、豚肉、鶏肉の3品種を新発売した。全国の量販店のほか、外食産業やベンダーなど幅広い業態に提案していく。
大豆ミートは、大豆の油分を絞ったあとの大豆粕(だいずかす)を原料とし、その特徴は低カロリー・高たんぱくで食物繊維も豊富であること。よって、健康志向のニーズに合致し、購入者は40~60歳代が多い。ただ、同社の調査によると、購入者の中には「大豆100%だとおいしくないので、もともと肉をまぜて使っていた」「水戻しが面倒」などの不満点を持つことが明らかになった。
そこで同社が開発したのが、肉と大豆ミートを混ぜて配合しておいしさと利便性を追求した同シリーズ。ジッパー付きの冷凍品で500gと大容量。カレーやミートソース、スープ、炒め物など、幅広いメニューに使いたい時に使いたい分だけ使えるので利便性が高い。
一般家庭のほか、健康訴求と人手不足解消も図りたい業務筋の調理現場の課題解決の寄与も考えられ、商品パッケージの裏面には、江上料理学院監修のレシピを掲載している。
販売目標は3品計で年間3億円(税込・小売ベース)を目指す。
食肉業界初 肉と大豆ミートをミックス 「大豆100%だとおいしくない」不満に応え 日本ハム - 食品新聞社
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