小松市江指町の獣肉処理加工施設「ジビエアトリエ 加賀の国」が扱う南加賀産のイノシシ肉の販売が二十四日から、同市の中ノ峠物産販売所で始まる。一般消費者向けに継続して販売するのは初めて。地元のジビエのおいしさを知ってもらおうと、同販売所はシシ肉を使った肉うどんも提供している。
ジビエアトリエは昨年十月から、県内外の飲食店に、南加賀地域でとれたシシ肉を出荷している。消費者への直販は月一回、施設で開く直売会のみだったが、好評だったため初めて小売店に置くことにした。販売所では冷凍のスライス肉を購入できる。
販売所は、山菜やイワナなどの山の幸を使った飲食も提供する。昨秋から、シシ肉のしぐれ煮を小松うどんにのせた肉うどんを提供している。肉をしょうゆやみりん、ショウガと炊き、かむほどにうま味が感じられるしぐれ煮とやさしいだしが評判という。店長の本一枝さん(82)は「くせがなくおいしく食べられる。ぜひ食べに来て」と話す。
販売所は午前十時〜午後三時。祝日を除く火、水曜は定休日。肉は一パック千円、うどんは九百八十円(いずれも税込み)。(問)販売所0761(47)5263(井上京佳)
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