付加機能が多いモデルが増加中!加湿、除湿、暖房も
まずは、空気清浄機の本来の役割からおさらいを。 「空気清浄機というのは、空気中に浮遊するPM2.5や花粉、ハウスダストなどの微粒子や、室内に発生するニオイ、さらにはタバコの煙のガス成分を取り除くことを主な目的としています。加えて近年はニオイ対策として、脱臭フィルターやイオンを利用するもの、花粉対策として花粉を捕集しやすい気流を作ったり花粉を不活化したり分解する機能を搭載したモデルも出ています」(田中さん・以下同) 一方で、今は加湿や除湿、暖房までできるモデルも増加中。複数台を部屋に置けないから付加機能付きにして一台で済ませたいというニーズが根強くあるからです。 ◆何のために空気清浄機を買うのかを明確に 「ただし、これらはあくまで付加機能。使いこなせるのであればもちろん便利ですが、中には、あれこれ搭載しすぎて使いこなせない、お手入れが面倒、すべての機能が中途半端だった、と後悔する人も。 例えば加湿機能つき空気清浄機の中には、加湿機能と併用することで、空気清浄機能が落ちるものもあります。逆にいくら性能が良くても、加湿器のお手入れを怠ったせいで、空気をきれいにしながら加湿器から発生する雑菌をばらまいてしまうことも。さらにいえば、空気清浄機専用モデルの方が、適用床面積が大きくなる傾向にあります」 結局のところ、付加機能のあるモデルを選ぶか、空気清浄に特化したモデルを選ぶかは、「まずは何のために空気清浄機を買おうとしているのか明確にすること」と、田中さんは言います。 自分の中で優先順位を定め、空気清浄機能の高さを求めるなら空気清浄機能に特化したモデルを。そこまで空気清浄の性能を求めないなら、それぞれの性能をしっかり見極めたうえで、付加機能が充実したモデルを選ぶといいかもしれません。
多様化する空気清浄機|機能が多いモデルと空気清浄専用モデル、どちらを選ぶべき?(8760 by postseven) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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