看護師を養成する都内の専門学校で指導にあたっている看護師によりますと、注射や点滴をする際に空気が血管に入ると患者が亡くなるおそれがあるため、空気を入れないことはどの学校でも必ず教える基本的な知識だということです。
人形を使って行う実技の授業でも注射器に薬剤を入れる時は気泡がないか必ず確認し、気泡がある場合には針を上に向けた上で注射器を持っている手を別の手でたたいて振動を起こし、空気を上に移動させて抜くことを行っているといいます。
点滴でもチューブなどに穴が空いていないかは必ず確認するよう教えているとしています。
看護師は「倫理の授業でも看護は患者の苦痛の軽減や回復を目指すものだと重ねて指導している。看護師が故意に患者の血管に空気を入れることは普通の心理状態ではありえないことだ」と話しています。
施設入所者殺害事件 “空気入れないのは基本的知識”|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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