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【松浦達也 肉道場入門!】“完全合法”の生食用肉、サシ偏重に飽き飽きしている方はぜひ 名古屋・オーロックス「近江牛のタルタル」 (1/2ページ) 松浦達也 肉道場入門!
気づけば本連載ももう250回になるという。それでも書くべき肉はまだ無限にあるから、肉の地平は広大だ。
キリ番回の今回は、しずしずと酒宴と移動解禁を祝しつつ、名古屋にできた隠れ家のごちそう肉を紹介したい。
文字通りレア中のレア。完全合法の「近江牛のタルタル」である。名古屋駅からタクシーで1メーター、もしくはぶらりと歩いて15分。
四間道(しけみち)という土蔵造りが立ち並ぶ、街並み保存地区の一角にその店、「aurochs(オーロックス)」はある。引き戸をくぐり、廊下を回遊した後にたどり着く、わずかカウンター6席の肉料理店だ。
以前にも本連載でタルタルを2度ほど紹介したが、実は国内で完全合法のタルタルを食べるのはとても難しい。
まず飲食店自体に、通常の調理場とは隔離された、生肉専用の調理場が必要だ。事実上、新店でなければ、保健所の許可を得るのは困難なのだ。
生食用の肉となると、卸す側の問屋や精肉店でも同様に隔離された作業場が必要だし、肉自体、厳格な検査をくぐりぬけたものだけが生食用として流通することができる。包丁やまな板も生食用肉専用のものが必要となる。
【肉道場入門!】“完全合法”の生食用肉、サシ偏重に飽き飽きしている方はぜひ 名古屋・オーロックス「近江牛のタルタル」 - ZAKZAK
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