冬が近づいてくると恋しくなるダウン。今年はどんなのあるのかな~♪ってチェックしてたら、凄いヤツを見つけてしまった。
今季デビューしたばかりのアパレルブランド「エミュレーション」のアウターだ。でもコイツは、見てわかるとおりダウンではない。アウターの中に羽毛が入っていないからだ。 その代わりに入れたのは、なんと“空気”である。
ダウンアウターの温かさは、素材そのものではなく、羽毛(ダウン)が外気を含んで膨らむことから生まれる空気の層が作り出す。 エミュレーションはその一点にフォーカスし、空気をダウンの代わりに活用する「エアーユニットシステム」という技術を独自に開発。動物資源や石油資源を使わず、空気でダウン同様の温かさを実現したのだ。
アウターに付いたバルブから付属のポンプを使って空気を注入できるようになっており、空気の量を調整することで衣服内の温度調整も行える。
空気量で温かさが変わるのなら、冬は空気を目一杯入れればいいし、逆に春先は空気を抜いてしまえば、シーズンをまたいで心地良く着続けることができる。
空気ゆえに、ダウンに比べて軽いのも特徴。軽量アウターとしての魅力も持つ。もちろん、サステイナブルであることは言わずもがなである。
モッズコートやミリタリージャケットなどラインナップも豊富。どれもオーセンティックなデザインで、コットンナイロン素材の風合いも洒落ている。
収納力に優れるマチ付きのポケットやジップポケットも付いていて機能性に優れているのも魅力だ。 とはいえ、高機能アウターによくあるハイテクな印象はなく、汎用性も高い。 “空気を着る”という革新的な発想から生まれたエミュレーションのアウター。ダウンの温かさだけを手に入れて、今冬を軽やかに過ごそう。 外山壮一=文
OCEANS
“空気を着る”ハイテクアウターはダウン同等の温かさ。空気を抜けばライトアウターに!(OCEANS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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