2日にTBS系で生放送されたコント日本一を決める「キングオブコント2021」を制したばかりのお笑いコンビ空気階段が3日、同局系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演した。

約12時間前に、エントリー総数3015組の中から第14代目王者となった空気階段。改めて前日の偉業を番組が取り上げると、鈴木もぐらは「LINE(ライン)は結構きましたね」と語り、550万円の借金とりたての連絡はなかったという。2人目の子どもが生まれたばかりのため、妻の実家の北海道で生活する家族からも「おめでとう」と祝福されたという。

優勝賞金は1000万円。水川かたまりは「優勝して気分が高揚して、(鈴木に)550万円あげて、全部完済してやろうかなと思ったんですけど、それは愚かだなと。冷静になりました」と折半することを明かした。

競馬好きの鈴木は、「奥さんが許してくれれば、100万円くらい勝負したいなっていうのがあります。これからG1ウイークが始まっていくんですよ」。

「キングオブコント2021」決勝では、ファーストステージで、消防士と警察官がSMクラブで火事に巻き込まれるネタを披露し、歴代最高得点をたたき出した。鈴木は「実は2位との差がそんなに無かった」。水川は「10点しか差がなかったので、全然気は抜けなかったですね」。

爆笑問題太田光から「2本目ボロボロだったじゃん」といじられると、鈴木は「もうちょっとたってから言って下さい」と反論。水川も「何で自分に憧れて芸人になった後輩にそんなこと言うんですか」とつっこんで笑わせた。

出番は10組の中で、後半だったが、ネタ合わせは、番組中には一切しなかったという。鈴木は「番組始まる前に合わせたときに、めちゃめちゃうまくいったんですよ。だから逆にそのままいった方が良いだろうと」と明かした。

鈴木はファーストステージの衣装でストッキングを被る印象的な姿だった。着用した時間を問われ、「あれは、スタジオ入ってコントやる10分前くらいですね。なじませておかないと、セリフが言えなくなっちゃうんで」と話して笑わせた。