TeNYテレビ新潟
肉のようで肉ではない次世代の食品・代替肉の需要が高まっています。新潟県内出身者が創業したベンチャー企業が代替肉を通して目指すものとは…。 ことし8月、サッカーJ2・アルビレックス新潟のユニフォームスポンサーに、あるベンチャー企業が加わりました。 東京に本社を置く『ネクストミーツ』。長岡市出身の白井良さんが創業した会社です。 その商品は… 【ネクストミーツ 白井良会長】 「お肉のようでお肉ではないお肉。この代替肉が地球を救える。」 JR新潟駅前にある焼肉店『焼肉ライク』。 ネクストミーツが開発した代替肉を去年12月から提供しています。 〈客は〉「大豆って言われなかったら、めっちゃ肉でした。」 代替肉は大豆など植物由来の原料を使って本物の肉に風味や食感を近づけた食品です。 『ネクストミーツ』の代替肉は、一般的な牛肉に比べてタンパク質は2倍。その一方で、脂質は半分以下でコレステロールはゼロだということです。 『焼肉ライク』では代替肉と本物の牛肉の食べ比べセットがメニューとして提供されています。代替肉の気になる味は… 〈記者リポート〉 「味も食感も本物の肉を食べているような感じがします。植物性のものから作られているとは思えないくらい満足感があります。」 多くの肉を提供するには、多くの牛や豚などを育てる必要があり、その過程で水資源の消費や温室効果ガスの排出などが避けられません。その点、動物由来ではない代替肉は環境への負荷が比較的小さいといわれています。 【焼肉ライク新潟駅前店 宮田俊之代表】 「今は環境意識の高い方も多いので、私たちもいろいろなところで環境に配慮したような形で、チェーン店ではありますけれど全体で取り組んでいる。」 植物性の食材を使った代替食品の市場は、10年前と比較すると5倍以上の約246億円に拡大しています。 『ネクストミーツ』は4年前から代替肉の開発を手がけています。 アルビレックス新潟のユニフォームスポンサー発表会見では、キャプテンの堀米悠斗選手が試食しました。 【アルビレックス新潟 堀米悠斗主将】 「食感もよく食べる牛丼に近いというか。全部食べてもいいんですか?」 アルビレックス新潟とのコラボ商品として代替肉を使ったカレーライスの販売も始めています。 来年には、長岡市内に専用工場を建設する予定のネクストミーツ。食の分野から環境問題に迫りたい考えです。 【ネクストミーツ 白井良会長】 「食料危機だったり地球温暖化のいろいろな影響を受けて大変になっていく。未来を少しでも良いものにしていきたい」 新しい食品・代替肉。ごく当たり前の食品として県内の家庭に浸透する日は間近かもしれません。
次世代の食品・植物由来の代替肉 代替食品の市場は10年で5倍以上に拡大(TeNYテレビ新潟) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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