東京パラリンピック、ボッチャの障害が最も重いクラスの決勝で、進行性の難病のチェコのアダム・ペシュカ選手が金メダルを獲得しました。ペシュカ選手は病気の影響で肺の機能が低下していて、空気を吸入しながらプレーして頂点に立ちました。
東京パラリンピック、ボッチャの障害が最も重いクラスの決勝で金メダルを獲得したのはチェコのアダム・ペシュカ選手(24)です。
ペシュカ選手は6歳の時に筋肉の萎縮が進行する筋ジストロフィーと診断されました。
チェコのメディアによりますと、通っていた施設で12歳からボッチャを始め、現在、病気の影響で肺の機能が低下しているため、プレー中には車いすに設置したボンベから肺に空気を送り込む必要があるということです。
ペシュカ選手は1日の決勝でも、鼻にチューブを入れて空気を吸入しながらプレーしました。
アシスタントの手助けを借りながら、ランプと呼ばれる滑り台のような器具を巧みに使い、タイブレークの末、ギリシャの選手を破ってパラリンピックで初となる金メダルを獲得しました。
表彰式のあと、笑顔で取材に応じたペシュカ選手は「すばらしい気持ちです」と話していました。
パラリンピック ボッチャ 難病で空気吸入しながら金メダル獲得 - NHK NEWS WEB
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