
コロナ禍で大きな打撃を受けている航空業界。機内食も余ってしまう事態となっています。そんな食品ロスを防ぎたい思いで始められたある取り組みとは。
目にも鮮やかなソースがかけられた牛肉。このお肉が提供されていたのは飛行機。“機内食”で出されるお肉です。
ところが今、このお肉が飛行機を飛び出して意外な場所に登場していました。
クラウドファンディングを使った牛肉の提供サービス。機内食を製造しているメーカーが始めました。
オーストラリア産で、なんとあのファーストクラスでも出されているものです。
しかしなぜ今、ネットでの販売なのでしょうか。
その訳は機内食メーカーのマイナス20度の冷凍庫に隠されていました。
ゲートグルメジャパン営業部・園田信一さん:「こちらが今回、対象となる牛肉となります。機内食で使用予定だったんですけれども、残念ながら飛行機が飛ばずに、使用することができずに、こちらを賞味しきれなければ、すべて廃棄という形になります」
国際線を中心に依然としてフライトが制限され、食品は行き場を失っていました。なかには…。
ゲートグルメジャパン営業部・園田信一さん:「今回すべて廃棄予定の食品となります。こちらも合わせて約1トンほどのオムレツとなります」
賞味期限からすでに半年以上も経っています。賞味期限切れの食品が数多く積まれていました。
ゲートグルメジャパン営業部・園田信一さん:「(Q.工場の稼働率は?)コロナ禍前と比べると約20%、30%ほどかなという形になります」
相次ぐ飛行機の欠航で仕事が減ってしまった状況をなんとか打開したい…。行き場を失った食品のロスを防ぎたい…。そんな思いで始めたのが今回のクラウドファンディングでした。
ゲートグルメジャパン営業部・園田信一さん:「低温、真空調理という技術を使った非常にやわらかいお肉を提供しておりますので、こちらはぜひ皆様の方に楽しんで頂けたらなというふうに思っております」
ファーストクラスの肉が家で!コロナ禍のロス削減へ - テレビ朝日
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