秋雨・大雨の恐れも 3日(金)頃は広く秋の空気に 9月中旬にかけてぐずつきやすい
2021年09月01日18:19
あす2日(木)は、九州から関東では雨雲が発達しやすく、激しい雨の恐れもあります。3日(金)頃は、広く秋の涼しい空気に覆われるでしょう。9月中旬にかけて、秋雨前線の影響を受けやすい見込みです。
1日(水) 本州に秋雨前線が停滞
1日(水)は、秋の空気と夏の空気の境目にあたる秋雨前線が本州付近に停滞しました。北海道から関東は秋の空気に覆われました。16時までの最高気温は、仙台市23.2℃、東京都心23.5℃で、朝までに観測され、日中の気温の方が低くなりました。一方、東海から九州は夏の空気に覆われました。16時までの最高気温は、大阪市32.3℃、福岡市33.9℃でした。
前線の影響で、北陸や東北南部、関東を中心に雨が降っています。
2日(木) 九州～関東は雨雲が発達しやすい
2日(木)にかけて、前線は次第に南へ下がり、九州から東北南部の広い範囲で雨が降る見込みです。特に九州から関東では大気の状態が非常に不安定になり、雨雲が発達しやすいでしょう。局地的に雷が鳴り、激しい雨の降る恐れもあります。大雨になる所もあるでしょう。雷雲の周辺では、竜巻などの激しい突風が発生することもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、直ちに建物の中など、安全な場所に移動してください。
3日(金) 北東から涼しい空気 九州も最高気温30℃に届かない可能性も
3日(金)にかけても、九州から東北を中心に雨雲がかかる見込みです。
オホーツク海高気圧が、日本付近に張り出しを強め、北東から秋の涼しい空気が流れ込むでしょう。九州付近まで、秋の風が届きそうです。九州では、最高気温が今の予想より低くなり、30℃に届かない可能性もあります。
4日(土)～5日(日)は暑さ戻る その後9月中旬にかけてぐずつく
4日(土)は、西から次第に高気圧に覆われて、6日(月)にかけて、天気は九州など西日本から回復する見込みです。九州など西日本を中心に再び厳しい暑さになりそうです。
7日(火)は、西から気圧の谷が近づき、8日(水)にかけて日本付近を通過するでしょう。広く雨が降る見込みです。
そのあと9月の中旬にかけて、秋雨前線が本州付近に停滞しやすい見込みです。天気はぐずつくでしょう。
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