新型コロナウイルスの画期的な検出方法についてです。今後、空気中に漂うコロナウイルスの濃度が分かる時代が来るかもしれません。 この取り組みは、東北大学と東北大学発のベンチャー企業でセンサーの開発や製造を手掛ける「ボールウェーブ」、自動車のシートなど素材を扱う「豊田合成」の3者が共同研究で進めるものです。 24日にオンラインで会見を開き、研究の概要について説明しました。山中一司・ボールウェーブ取締役(東北大名誉教授)「エアロゾル中の新型コロナウイルス由来のたんぱく質を、1分以内に捉えることに成功しました。これが重要な今回の成果」 現時点で、空気中のウイルスの濃度を直接測る方法は無く、飲食店などでは二酸化炭素の濃度を測り換気の悪さを知ることで、空間に漂うウイルスを減らす対策がとられています。 共同研究では、試作した装置がウイルスを含む空気を吸引し、センサーとして用いる抗体と結びつくことで、1分以内に検知することができたということです。 赤尾慎吾・ボールウェーブ社長「今本当に大きな問題で、我々も危機感を持って常にやってます。極力早くするという戦略は手段を選ばず取りたいと思っています」 今後も改善を重ね、2024年の実用化と販売を目指すということです。
空気中のコロナウイルス検出に成功 東北大学など3者が共同研究 2024年の実用化を目指す(KHB東日本放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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