ヒロ、ハワイ州、8月4日(AP)― ハワイ州最大のハワイ島で7月30日に発生した火事は8月3日、川崎市の面積より広い160平方キロメートルを焼いて鎮火したが、乾燥した空気と強風の影響で、危険な状態が今も続いている。 この火事で、少なくとも2軒の民家が焼失、数千人の住民が安全な場所に避難を余儀なくされた。避難命令はいったん解除されたが、いつまた発令されるか分からないため、当局は住民に避難の用意をしておくよう呼び掛けている。 国立気象局は、乾燥した空気と強風は4日まで続くと予測している。 そのため、消防当局は健康不安や呼吸器系の疾患を抱える島民は、島外に避難するよう勧告している。 ハワイ諸島は湿潤な気候のため、米本土のような大規模火災が発生することはまれだが、気候変動による気象パターンが激変するにつれ、火事が頻繁に発生する可能性は高い。 近年、ハワイ諸島全体の降水量は減少傾向にある。米国の干ばつ情報を提供するウェブサイトによると、干ばつの状況は、ハワイの一部の地域で最も厳しいレベルに達しており、山火事の消火活動がより困難になっているという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)
【映像】ビッグアイランドの火事鎮火 乾燥した空気で再燃の恐れも(AP通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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