会場内は、トイレやエレベーター前などに消毒用アルコールが設置してある。わずかの間、マスクを外したスタッフを見つけた別の担当者が「マスク着けて」と指示する場面も。日本戦に先立ち実施された試合では、各国の報道陣が選手と1メートル以上の距離を保ちながらインタビューしていた。 ただ、「マニュアルをもらっていないので、きょう何をしていいか分からない」と漏らすスタッフもいて、100パーセントの防疫が達せられていない現実も垣間見えた。 約6万人を収容できる巨大スタジアムを、5階部分の記者席から見渡す。ブロックごとに青や緑などにシートの色が統一された観客席は、真空のように空っぽだ。最上段に掲げられた万国旗と、フェンスに掲示された「TOKYO 2020」の文字だけが、かろうじてここがオリンピックの競技会場なのだと認識させてくれる。
静寂のスタジアム…触れた無観客の空気、記者が感じた「スポーツの力」(西日本新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
Read More
No comments:
Post a Comment