ハンバーガー探求家・松原好秀が、主食としてじっくり味わえる、とっておきのハンバーガーを紹介する企画。 今回は、NY本店とほぼ同じ100%ピュアなヴィーガンバーガーを味わえる、東京・原宿「スペリオリティーバーガー(SUPERIORITY BURGER)」でガブリ!
【じっくり食べたいハンバーガー】「スペリオリティーバーガー」
ついに! 今回は初の「肉」が登場しない回です。私がハンバーガーの探求を始めた2004年、肉でないバーガーをこんなに真剣に食べる日が来るとは思ってもみませんでした。ですが、そこがハンバーガーの面白さ。ほかの食べ物にはないくらいの劇的な変化や進化が常に起きています。ということで、今回はNYから来たヴィーガンバーガー専門店「スペリオリティーバーガー」についてご紹介します!
「食通が占う、2021流行る店」にも挙げたお店です。気になって、その後4、5回通いました。原宿と言ってもちょっとはずれの、しかも、びっくりするような急な螺旋階段を降りた地下1階にあります。壁も机も白ずくめの店内は、ハンバーガー屋なのに肉を焼く香りが一切しません。なお、入口付近に漂うスパイシーな香りは、お隣のアジア料理店からくるもの。
ヴィーガンは「完全菜食主義」などとも訳されますが、「肉・魚類に加えて卵・乳製品なども一切食べない人」のこと。野菜や芋類、豆類などが中心の食事をする点はベジタリアンと一緒ですが、ヴィーガンは卵や乳製品も食べず、だしのような肉のエキスも摂りません。昨今、大手バーガーチェーンでも大豆パティのバーガーが相次ぎ発売されていますが、それらとスペリオリティーバーガーの一番の違いは、店内に動物性の食材が一切ないことです。牛肉・鶏肉はもちろん、バターもチーズも店になく、調理もしていないため、肉のエキスの混ざらない100%ピュアなヴィーガンバーガーが食べられます。この辺りが専門店ならでは。
スペリオリティーバーガーはNYのイースト・ヴィレッジの近くに2015年にオープンしました。 創業者はブルックス・ヘッドリーさん。変わった経歴の持ち主で、ハードコアバンドのドラマーとして活動する傍ら、有名なイタリアンレストランのペイストリーシェフとしても活躍し、「料理界のアカデミー賞」とも呼ばれる著名な賞にノミネートされるなど、一躍人気シェフになりました。
最先端のハンバーガーを原宿で。肉不使用、だからこその旨みにかぶりつけ!(食べログマガジン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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